樹木の種類12

アカマツ マツ科 ヤマフジ マメ科
用途/材は粘りがあり、梁をはじめ建築材に使われる。燃料としても火力が強く、焼き物の釜にはアカマツの薪を使う。

名前の由来/樹皮が赤いことから来ている。

備考/アカマツ林には松茸が出るが、現在でも人工栽培できず、落ち葉かきなどアカマツ林を管理して発生させている。
特徴/ツルの巻き上がる方向は右巻き。フジよりも花序が短く、花はいっぺんに咲いてしまう。

類似種との違い/フジのツルは左巻きにまき上がる。

用途/観賞用に植えられる。ツルはかごを編む材料にされる。花や新芽は食べられる。
ヤマハギ マメ科 ハクウンボク エゴノキ科
特徴/秋に黄葉し、冬には枝の大部分はかれてしまう。

用途/庭木、花材。

備考/日本の山野にもっとも普通に自生するハギ。
特徴/花は優雅さと気品を兼ね備え、数ある樹木の中でもトップクラスの美しい花である。

用途/器具材、くり物、ろくろ細工。

名前の由来/白い花が群がって咲く様子を白雲に見立てたもの。