樹木の種類3

アカメガシワ トウダイグサ科 ヤマザクラ バラ科
生息地/伐採跡地や崩壊地、林緑などの明るいところに多い。

用途/器具材、薪炭材、原木をヒラタケ栽培に利用する。

名前の由来/新芽が赤く、柏の葉と同じように葉に食物をのせるのに使ったことからつけられた。
用途/古くは浮世絵の版木に使われた。現在も本格的な版木にはヤマザクラを用いる。建築材、家具材、器具材、楽器材。
樹皮は椛細工などに利用される。

備考/ソメイヨシノより開花は遅い。古くはサクラというとヤマザクラを指した。
吉野のサクラもヤマザクラ。寿命が長く、巨木も多い。秋の紅葉も美しい。
ソヨゴ モチノキ科 アセビ ツツジ科
特徴/核果は直径8mm.の球形で、10〜11月に赤色に熟して、よく目立つ。

用途/サカキの代用にする。器具材にされる。ギターのサウンドホールの周囲の象嵌はこれを使う。

名前の由来/かたい葉が風にそよいで音を立てるからと言われている。
用途/庭木、盆栽

名前の由来/馬が食べるとよったようになるので馬酔木と書いたことから。

備考/有毒植物。葉をかむと苦い。
奈良公園にアセビが多いのは、シカが食べないからである。