樹木の種類4

クリ ブナ科 ウリカエデ カエデ科
用途/実は昔から貴重な山の幸。改良品種も多く作られている。材は耐久性があるので、家の土台や板屋根、彫刻材、挽物のお盆などに利用される。

備考/果実の大きさにはかなりの変化がある。
栽培種のタンバグリは大きく、野生のシバグリは小さい。
特徴/種子は枝から房をなし、鈴生り状に垂れ下がる。亜紀には黄葉が美しい。

用途/庭木、家具、箸、楊枝、玩具など。

名前の由来/樹皮が「マクワウリ」の果皮に似ていることによる。
ミツバアケビ アケビ科 イヌツゲ モチノキ科
類似種との違い/花はアケビと比べ小さいが野趣が有。アケビは小葉が5枚ある。

用途/果実や果肉、若い芽は食用、つるは細工物に用いる。

名前の由来/果実の色に由来する朱実、又果実が熟すと口を開くところから開け実など、諸説がある。
類似種との違い/ツゲ科のツゲは葉が対生する。

用途/庭木、盆栽。樹皮から鳥もちが取れる。

名前の由来/ツゲ科のツゲに似ているが、材が役に立たないからという。

備考/ちなみに「ツゲ」は、かたくて木目が細かいので将棋の駒、櫛、印鑑、細工物、彫刻などに使われる。