樹木の種類7

ヤブツバキ ツバキ科 ヤマコウバシ クスノキ科
用途/庭木、防風林、防潮林。建築材、器具材、彫刻材。種子から椿油が取れる。

備考/ツバキ科の植物は、世界の熱帯、亜熱帯を中心に、約30属500種が知られる。
日本には8属20種が自生する。
特徴/真冬でも枯葉が枝に残り、緑葉のころより目立つ。

用途/庭木、盆栽にすることもある。

名前の由来/枝を折ると良い香がする事からつけられた名前。
ノグルミ クルミ科 ダンコウバイ クスノキ科
特徴/高さ5〜10m.、大きいものは3m.になる。

用途/器具材。樹皮や葉を砕き、川に流して魚を取った(魚毒)。

備考/果穂(堅果を包んでいるもの)は、堅果が落ちた後でも残り、よく目立つ。
特徴/紅葉は、鮮やかな黄葉でとても美しい。

用途/材は芳香があり、楊枝、細工物。花材、果実を薬用にする。

名前の由来/本末はロウバイの1品種につけられた名前だが、明治時代に田中芳男(植物学者)がこの木の和名に転用して以来広く用いられている。