樹木の種類8

アオダモ モクセイ科 ウワミズザクラ バラ科
用途/バットやテニスのラケットなどの運道具、器具材、家具材などに使われる。

名前の由来/枝を切って水につけると水が青くなることによる。

備考/材は硬く粘りがあり、硬式野球バットの最高級材料となる。(北海道の国有林には「バットの森」というスポーツ用品メーカーとの契約地がある。)
特徴/花穂(長さ8〜15cm.)の形が面白い。コップ洗いのブラシに似ている。

用途/庭木、床柱、器具材。

備考/樹皮を傷つけるとクマリンの強い香がする。新潟ではつぼみを塩漬けにしたものを剖ニ香(あんにんご)と呼んで食用にする。
ネズミモチ モクセイ科 ヤブニッケイ クスノキ科
特徴/葉は厚くて光沢があり、もむと甘い香がする。

用途/生垣、庭木、公園樹。

名前の由来/果実の色や形がネズミの糞のようで、葉がモチノキに似ていることによる。
特徴/常緑高木。高さ20m.直径50cm.になる。
葉は3脈が目立つ。樹皮と葉に芳香がある。

類樹種との違い/ニッケイは葉裏に短い伏毛があり粉白色を帯びる。

用途/庭木。建築材、器具材。種子から香油を採る。